第二回学校げんき委員会
2/22(火)に行われた学校げんき委員会では埼玉県警察非行防止指導班『あおぞら』の指導員さんが招かれ、コロナウィルス感染防止のため6年生は各教室で、PTAの学校げんき委員はPTA会議室で、別室で指導を行なってくださる指導員さんのお話をzoomのライブ配信で視聴する形で『薬物乱用防止教室』を受講しました。
まず、薬物の前に未成年者はお酒やタバコを使ってはいけないことが法律で定められていることの確認。未成年者がそれらを使ってしまうことの危険性に加え、お酒やタバコに関する法律を破ってしまうことで、違法薬物を禁止する法律を破ることへのハードルが低くなってしまうというお話がありました。
違法薬物の様々な種類・形態や、それらを使ってしまった場合の体への影響なども、実際の写真を映しながらの説明がありました。
薬物乱用のサイクルについても説明があり、〈違法薬物は、一度使うとやめたくてもやめられない〉ということを教えて下さいました。
さらに、違法薬物は使う人だけでなく、薬物の影響による幻覚・幻聴・妄想から他者を巻き込む傷害・殺人事件や交通事故にも繋がることや、違法薬物を買うために強盗・恐喝・引ったくりが起きたり、お金が反社会的勢力の資金源になることなど、社会全体に影響があることにも言及されていました。
違法薬物などは親しい人から誘われることも多く、最近ではSNSやオンラインゲームなどのインターネット上で親しくなった人からの誘いも多いそうです。
また、薬物は『合法だよ』『痩せられるよ』『1回試して嫌ならやめればいいんだよ』などという、つい流されてしまいそうな誘い文句で近付いてくるそうです。1回試したら、やめられなくなってしまうのです。という言葉が印象的でした。
ネット上には薬物への誘いの他にも子供にとって有害なサイトや情報も多くあるので、フィルタリング機能を使うのが有効だそうです。
フィルタリングをかけることによって動画が見られなくなるなどの不便はあるかもしれませんが、皆さん(子供たち)を守る為なのです。と強くおっしゃっていました。
もしも誘われてしまった場合は
〈ハッキリと断って→その場を離れて→大人に相談する〉
ことが大切だそうです。断ってもその場に居続けると、更なる悪い誘いに襲われることがあるとのことでした。
そして、誘う側も誘う相手を選んでおり、流されやすい人やルールを守らない人が狙われやすいので、
〈ルールや決まりを守る〉
〈お酒やタバコは使わない〉
〈夜遊びをしない〉
を守り、よく考えて行動し、誘われない自分を作ることで自分を守りましょう。
とのことで締め括られました。
6年生が受ける指導教室を見せて頂く形でしたが、保護者としても大変分かりやすく、子供の為にどうしていくべきかを考えるよいきっかけとなる内容でした。
埼玉県警察非行防止指導班『あおぞら』で公開している薬物乱用防止のYouTube動画がありましたので、よろしければ是非ご覧下さい。
https://m.youtube.com/watch?v=fVOvlIYsSrI&feature=youtu.be
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